アップリケのメンテナンス。剥がれてきたら、どうすれば良いですか?

アップリケが剥がれた時の直し方

Re:VERSE PRODUCTSのフェルトのアップリケ(ワッペン)。
刺繍のアップリケよりも柔らかいため、生地が引っ張られても剥がれにくいのですが、やはりつける素材や生地、洗濯などによって剥がれてくることもあります。
そんな時、どう直せば良いのかお困りの方も多いはず。
そんな疑問にお答えします。


用意したのは3年ほど使用しているお着替え袋。
はしの方からアップリケがめくれ上がってきています。

アイロン接着のアップリケ。実は裏面についている糊がアイロンの高温で溶けることで生地とくっついています。

ですので、もう一度あて布をしてアイロンでくっつけてみてください。
(この際、生地の裏面からもアイロンすることをおすすめします)

これで、もう一度くっつくと思います。

 

 

それでもくっつかないんだけど。

長く使っていると、何度アイロンしてもくっつかないこともあります。
原因はアップリケについている糊が劣化してしまったからだと思われます。

その場合の接着方法としては、次の2通りをおすすめしています。

 

①たてまつり縫いをする

少々面倒ですが、アップリケの周りを糸でたてまつり縫いすると、剥がれる心配はなくなります。

一番確実な方法なので、2度と剥がれるのを防ぎたいという方にはおすすめします。

ただ、手芸が苦手、手間がかかって面倒という方は次の簡単な方法を試してみてください。

 

②裁縫用のボンドを使う(簡単!おすすめ)

剥がれてきたアップリケの裏面に、裁縫用のボンドを均一につけます。
(この際、ボンドがアップリケの外にまで出てしまうと、アイロン時にあて布にもくっついてしまうので注意が必要です)

あて布をしてアイロンで15~20秒ほど押し当てます。

しばらく冷ましたら完成です。

生地専用のボンドですが、とても便利で私もよく使っています。アップリケ以外にもズボンの裾上げなどもできるそうです。

 

いかがですか。

ほんとうは絶対に剥がれないアップリケが作れれば良いのですが、どうしてもアイロンでつけるタイプのものには限界があります。

できるだけ洗濯の際にはネットにいれることや、つける素材はキャンバスなどのデコボコしたものではなく、綿などの平らなものにするなど工夫してもらうことで剥がれにくくはなります。

 

長く使っていると、アップリケがめくれたり汚れてしまうことがあります。
それでも時々メンテナンスしながら、長くお付き合いすることでモノへの愛着も生まれてきます。

少しでも長く、愛着あるアップリケの生活を楽しんでもらえると嬉しいです。