リバースプロダクツ×noono限定コラボアイテム 『ぺたんこバッグとポーチ』

以前、Re:VERSE PRODUCTSのアップリケを使ってランチョンマットを作っていただいたnoonoさんに今回は限定のコラボ商品を作っていただきました。

まるで絵本のページをめくったような素敵な商品になりました。

そんなバッグとポーチの出来上がるまでの様子をnoonoさんに紹介していただきました。


 

竹之内 久美子
2009年、息子のためにソーイングを始め、ベビー小物や子ども服、バッグ等の製作を楽しむ。
2019年、「お気に入りの布で日々の暮らしに彩りを」をテーマにnoono(ヌーノ)をスタート。イベント出店等の活動をしている。


 

目次
1. はじまり
2. デザインを考える
3. こだわりの素材選び
4. バッグ作り
5. アップリケで物語を描く

 

1.はじまり

今年の7月、Re:VERSE PRODUCTSさんより新作のアップリケが発売されたとき、どれもかわいくて思わず「おぉ~!」と声をあげてしまいました。

ふと、「新作のアップリケを使った作品紹介はどうだろう? アップリケをつけるためのベースアイテムを作るのはどうだろう?」と思い、トヨクラさんに相談してみたところ、“小さなチームだからこそできる何かをしましょう”ということになり、なんとコラボアイテムを販売するお話に発展していきました。

このフットワークの軽さは、まさに“小さなチーム”ならではだと思いました。

 

トヨクラさんとのお話の中で印象的だった点が2つありました。

ひとつめは、新作もこれまでの定番デザインも素材のうちのひとつだということ。
どのアップリケも完成までに何度も修正し、長い時間を費やして作り上げた大切なデザイン。アップリケの種類が増えるということは、使える絵の具の色が増えるのと同じ感覚なんだそう。


デザインやプロダクトへの強い思いやこだわりを感じました。

 

ふたつめは、アップリケの並べ方や組み合わせは購入してくれた方に委ねているということ。
顔に目などを描き入れてもいいし、はさみでカットしてもいいと思っているそう。
人によっていろいろな並べ方や組み合わせが生まれるので、自由な発想で使ってほしいとのこと。


このようなお話を聞けたので、私も自分の好きなように並べて作ってみようと思いました。

 

シンプルで使いやすいかたちのものにしたいと思い、今回はぺたんこバッグを作ることにしました。

テーマは「昼と夜」で2種類の色に決定。

 

2.デザインを考える

バッグを作る上で、まずはデザインを決めます。

昨年、シンプルな肩かけトートをいくつか試作した時、A4ファイルが縦にも横にも入る大きさが便利で使いやすいなと思いました。

このサイズならアップリケでいろいろと物語が描けると思い、このかたちに決めました。

スケッチをもとに型紙をおこして準備します。

 

3.こだわりの素材選び

次に、素材を決めます。

普段は柄のあるテキスタイルを使うことが多いのですが、今回はアップリケをつけるため、無地の生地を選びます。
それならば、素材の質感や色の組み合わせを大切にしたいと思い、こちらの生地に決めました。

 

表布:

綿麻10号帆布 (綿85% 麻15%) *日本製
ほどよい厚みで透け感のないしっかりとした生地。
ワッシャー加工が施されているのでやわらかくナチュラルな雰囲気。

麻100% *日本製
ハリ感や光沢のある、しなやかなリネン。きれいな色味の上品な生地。

裏布:

「昼」 ブロード(綿100%) *日本製  (写真左下)
エアータンブラー加工が施されている洋服用のブロード。やわらかさのある生地。

「夜」タイプライタークロス(綿100%) *日本製 (写真右下)
タイプライターで文字が打てるほど目のつまったハリのある生地。

 

4.バッグ作り

生地も決まり、いよいよ制作開始。

まずは、すべての布の水通しをし、アイロンで布目を整えたら裁断、そして縫製していきます。

はじめに、雲などの飾り布のパーツを作り、バッグ本体に縫いつけます。

ソーイングをする方は経験されたことがあると思いますが、曲線カーブを縫う時ってちょっと気を使いますよね。一般的には、裁断した曲線に沿って縫いしろ分をとりながら縫っていくと思いますが、ここでは大きめに裁断した布にできあがり線を描き、その線の上を縫っています。

ゆっくり丁寧に縫うことは同じなのですが、線の上を縫っていくので、かなり楽に そして、きれいに仕上がります。縫い終わったらぬいしろ分を裁ちばさみで切り落とします。

ひっくり返してバッグ本体に縫いつけます。

次に、裏布にポケットをつけたら返し口を残して袋状にし、持ち手を挟んで表袋と一緒に縫い合わせます。

持ち手の部分は重ね縫いをして丈夫に仕上げてあります。

返し口からひっくり返したあと、返し口をとじてバッグの完成です!

内側のポケットはこんな感じです。

 

5.アップリケで物語を描く

いよいよアップリケ選び。
全体のバランスをみながら、あーでもない、こーでもないと並べていきます。

今回もいろいろ悩みましたが、それも含めてワクワクが止まらないとても楽しい時間。好きな組み合わせはそれだけで嬉しいものです。

配置が決まったら、あて布をしてアイロンで貼りつけます。

 

完成!

 

昼と夜で合わせて6つの物語のバッグができました。

(左)アップリケの中でも、小人たちはかなりのお気に入り。
小人たちの暮らしを想像するだけで楽しいです。お料理したり、お掃除したり、いろんなお手伝いをしてくれる小人がいてくれるといいですね。

(中)人魚姫は色合いがとてもすてきです。せつなさか、ワクワクか。どちらを感じますか。

(右)ひょうひょうと歩く赤ずきんちゃんは、実はオオカミよりも強いそうです。この組み合わせはやっぱりかわいいですね。


(左)夜空とくれば宇宙人のお出ましです。宇宙人の食べ物って何でしょうね?

(中)小人たちは夜も大忙し。これは自分たちのパンではなく、困っている人へ届けにいくところです。

(右)トナカイを夜空に飛ばしたいというアイデアから「昼と夜」のテーマが決まりました。
金色の粉をふりまきながら空を飛び、みんなをしあわせにしてくれるそうですよ。

 

バッグ本体と飾り布ですが、実は、横「わ」で裁断しているため、雲や丘などは表から裏までぐるりとつながっています。

 

シンプルにそのままお使いいただいてもよいのですが、裏にもアップリケをつけて物語のつづきを作ってみるのもおすすめです。

 

こちらのUFOのアップリケ。実は販売されていないデザインなのですが、以前トヨクラさんのInstagramに投稿されていた写真を見たことがあり、今回リクエストしました。
かわいいデザインなので、いつか定番商品になったらいいなと密かに願っています。

 

せっかくなので、お揃いのポーチも作ってみました。

ポーチの飾り布は表のみですので、裏にワンポイントでアップリケを増やしてもかわいいと思います。

 

今回のコラボ商品は、「昼と夜」すべて1点ずつのみとなっています。

大人向けのアイテムですが、お子さんへのプレゼントにしたり、親子で使っていただいてもよいと思います。

お気に入りのものを使って毎日を心地よく過ごせたら、それだけでしあわせですね。

 

 

「ぺたんこバッグ」

横幅35.5cm × 高さ37cm
持ち手の長さ 53cm
内側にポケットがひとつあります
*A4ファイルが縦にも横にも入る大きさです
販売価格 各¥5.830(税込)

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「ぺたんこポーチ」

横幅22cm × 高さ16cm
20cmファスナー使用
*A6ノートが入る大きさ
販売価格 各¥2.530(税込)

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